2013年5月6日月曜日

日本版ISA = NISA

日本語で言うと少額投資非課税制度。配当金や売却益にかかる税金がなくなるという話です。

ちゃんと制度を理解しているわけではないけれど、これの肝になる部分(証券会社への影響という点で)は、1人につき1口座しか開設できないという点じゃないだろうか。
証券会社にとっては、NISA口座を開いてくれる客は、上限までの投資(年間100万)をしてくれる可能性が高い上に、その客のNISAを利用しての投資を独占できるという事になります。細かい説明を省くと、100万円/年の5年分なので、顧客1人につき総額で最大500万円の投資が見込めます。

一般的に500万てどういう額なんだろう?年間100万を5年続けるのは可能だと思うが、それ以上の投資をするのはなかなか厳しそうな気がする。資産を全てリスク資産で運用するわけにもいかないしね。とすると、証券会社にとってみれば、NISA口座を獲得できるかどうかが勝敗の分かれ目になってくるんじゃないかな。これまでは手数料の安さを競ってきたけれど、今度はNISA口座の獲得競争になってきそう。

NISAはまだまだ制度の周知段階にあるみたいで、口座の開設を受け付けているところも少ないみたいです。競争が激しくなるのはこれからかな?
今でも、口座を開設して取引すると○円プレゼント、みたいなキャンペーンは行われているけど、NISA口座の場合も同じようなキャンペーンが行われるようになるんじゃないかと予想してます。口座獲得の重要性はNISA口座のほうがずっと高いわけだし。

そんなわけで、申し込みはまだまだ先にしよう。

2013年4月17日水曜日

全自動のクラウド会計ソフト

全自動のクラウド会計ソフト「freee (フリー)」
あまり詳しくはチェックしていないけど、「全自動」とはさすがに言いすぎなんじゃないかな・・・
オンラインでデータが手に入るものについては、プログラムが仕訳してくれるみたいだけど、それを鵜呑みにして全くチェックせずに終わりにできるはずがない。正しく言えば、一部自動化、といったところか。

プログラマー出身でない社長がプログラミング、とか、表に出てきている人に会計の専門家がいなさそう、とか、仕事で使う上では気になる部分がいろいろありますね。

そういうマイナス面はおいておいて・・・これを見た時に、GnuCashと連携されられるんじゃないかなと思いました。
無料プランは3ヶ月しかデータを保持してくれないけど、基本機能が全て使えるみたいです。
そして、銀行口座やカードの明細から自動的に帳簿に記入してくれるみたい。

ということは、これまで個別にやっていたデータの取り込みを一本化できるんじゃないかな?
口座やカードが多い人ほどメリットがありそう。

データのインポートは結構面倒だったので、これまでは数ヶ月に1回くらいしかしていませんでしたが、一本化されるなら3ヶ月以内に1回というのは苦にならなさそうですね。
試してみよう。