2010年7月20日火曜日

楽天の質が落ちてきていないか?

そんなに深刻な話ではないけれど、ショップ数が増えてきたことによる弊害を少し感じます。

実際の店舗でも買えるような商品を販売するところがほとんどで、同じ商品を売るショップがたくさんできるとそれだけ競争が激しくなります。
価格やポイントアップで惹きつけることになるけれど、もちろんそれにも限界が。
そうなると、徐々に悪質な手段をとるようになる(少し大げさな表現だけど)。


レビューの投稿で代金を割引
本来、レビューは商品到着後に使ってみての感想を書くものだけど、代金の割引とセットになることで、到着前に書かなくてはいけない気がしてしまいます。
その結果、★★★★★で「届くのが楽しみです」みたいな意味のないレビューが並ぶことに。
さらに悪質なものでは、ご丁寧にも
レビュー(割引)はご注文時に必ずお願いします。また、到着以前のレビューを書かれる際には5での記入をお願いします。
とまで書いてあります。到着後に商品に対してのレビュー評価をしてくれとも書いてあるけれど。
レビュー件数が多かったり、ぱっと見て高評価が多ければ、それで決めてしまう人もいるでしょうね。

参考:http://item.rakuten.co.jp/kaguno1/849018/
★5だけでなく★4にも到着前レビューがまぎれていますね。
★5の直近のレビューを見ると、7/10が到着前レビューのようです。
わざわざ書き直す人も少ないだろうし・・・


価格表示
楽天から商品を検索したときには、価格は税込みで表示されています。
当然、商品のページでも価格は税込みで表示するべきですよね。消費税は総額表示が義務付けられていますし
でも、こんな表記も結構あります。
価格xxx円 (税込 xxx 円) 送料別
当然ながら、支払う金額は2番目に書かれている、赤字でない、大きくないサイズの数字です。
これも誤解を生む意図的な表現ですよね。

楽天はこういうことをしっかり監視するべき。
全体の質が保たれるからこそ、利用してもらえるというものだから。

参考:総額表示Q&A
これにぴったり当てはまるケースですね。


送料の複雑化
上の2つとは少し異なるけれど。
表示の点では、上の例のように「送料別」と書くこともあれば、「送料xxx円 」と明記されることもあります。

料金体系という点では、
複数購入したら送料はどうなる?・・・・・個数分の送料がかかる場合もあるし、1個分の送料だけですむこともある
送料無料のものと同梱できる?・・・・・できることもあるし、できないこともある

これって、楽天全体として配送手段を指定することはできないんですかね?
まとまった量になるから料金的にもメリットがあるかもしれないし。
少なくとも、表示方法は統一させるべき。

2010年7月17日土曜日

Twitterのピークは過ぎたかな

ブログにしてもセカンドライフにしても、ビジネスに利用しようと企業が躍起になるあたりがピークだったような気がします。
考えてみれば、ホームページを作って物を売れば世界中の人が買ってくれる、という幻想と似たようなものなのかもしれません。


ビジネスという観点では、Twitterを始めたところで大して知名度が上がるわけではない。
手っ取り早く知名度を上げて物を売る、なんて無理な話です。
個人利用の観点では、普通の人が不特定多数に向けて情報発信する必要なんてほとんどない。
だからこそ、「○○なう」みたいな使い方が多いんでしょうね。


ピークを過ぎて徐々にユーザー数も減っていくのでしょうけど、やはりある程度の需要はありそう。
あいまいな表現になるけれど、例えば有名人の情報発信。
芸能人みたいな人の場合は個人のウェブページがあって、ブログがあってという状況だろうから、本人の気が向けばTwitterも使ってファンとの交流を深める、みたいな使い方がありそうです。

他には、企業の経営者(ソフトバンクの孫社長は有名ですよね)。
BtoCの企業であれば、身軽に消費者とのやり取りができそうです。
調べてみたら、こんなページもあるんですね。
「やりましょう」進捗状況
こうなってくると、うまくビジネスに活用しているな、という気がします。

2010年7月16日金曜日

三洋電機は意外とおもしろいものを作る

経営的にはいまいちだった三洋電機ですが、他の電機メーカーとは違ってちょっとおもしろいものを作っているような気がします。


最近では、ライスブレッドクッカーなるもの。
ホームベーカリーというジャンルになるのだろうけど、小麦粉以外にも粒のままのお米や雑穀でも作れてしまうという点がいい。
粒の状態のものを粉にしてから、それを使って焼き上げるようですね。
ホームベーカリーにミルがついているということもあってお値段は高くなるようですけど、充分に魅力的ですね。

「米」って、どの家にも必ずあるはず。料理はしないけどご飯だけは炊く、という人もいたし。
対して、パンを焼くときに使う強力粉は他の用途ではなかなか使いません。薄力粉ならてんぷらの衣にもなるけれど。
身近なものがパンの材料として使えるということになるのかな。

米の消費量を増やそうとがんばっているようですけど、私自身は日常的にご飯を食べているので、米粉を使うことに悪戦苦闘するのは無駄なような気もしてしまいます。
「国内特許に55件出願済み」みたいですけど、ざっと見たところでは「米粉を使っていかにおいしいパンを焼き上げるか」という特許ばかりみたいです。
個人的には、「粒のものを粉に挽く」という部分がヒットなのですが。
組み合わせようという発想は見事だけど、粉にすることは技術的には難しくないんでしょう。

米粉でパンを作ろうという特許を出願しているのはほとんどが三洋電機のようなので、しばらくは三洋電機の独壇場なのかもしれませんね。
→「「GOPAN」発売延期」人気なので発売延期みたいですね。

他には、フルハイビジョンで撮影できて、水深3mの防水仕様というXacti。
Xactiが発売された当初は、変な形をした、ビデオカメラなのかカメラなのかよくわからない代物という印象でしたが、本体が防水になっているビデオカメラは他にないんですよね。
ビデオカメラを購入する際には、これを買うかどうかかなり迷いました。
当時の機種はフルハイビジョンではなかったので、結局買いませんでしたけど。

普通のビデオカメラにとって水気は禁物のようなので、それを気にしなくてすむというのは大きいです。

2010年7月14日水曜日

バラマキ政策

子ども手当てがバラマキ政策だという批判を受けることが多いけど、実際のところはどうなのだろうか?
結局のところ、どれくらい費用対効果が高いのかで判断されるのだろうけど、確かに今の子ども手当てには問題がありそう。
(外国人にも配られてしまったり、一律に現金で支給されたり)

一方で、福祉は手厚くしろと主張する政党が多い。
福祉関係の予算が膨れ上がって国の予算を圧迫していても、まだまだ足りないという主張は多いし、消費税率を上げて福祉目的に使おうという政党まである。
福祉関係の政策にはバラマキはないのか?
弱者の面倒を見ていられる余裕はあるのか?

子どもに対する支出は前向きなものだけど、福祉に対する支出は後ろ向きだと思う。
介護事業は人手不足だといわれるけれど、年寄りの面倒を見て年寄りから次の世代に所得が移るだけという構造では、何も生み出されない。

2010年7月12日月曜日

日本の税制

私が考えているのは、日本電産の永守社長の言っていることとほぼ同じ。

法人税率を下げる → 企業の活動が活発になる → 働き口が増える、賃金が上がる

法人税と消費税ということだけを見ると、法人税率を下げて消費税率を上げるほうが、その反対よりもはるかによい結果になるはず。
企業はよりよい環境(単純に言ってしまえば法人税が安い国)を求めて世界的に動くのに対して、人間はそんなに動きません。

労働需要が増えれば賃金が上昇する、かどうかは微妙かもしれませんが(海外から労働力が流入してくるかも)、日本で働く人が増える以上、消費税による税収は増えますね。

地方では、企業を誘致するために優遇策をあれこれ打ち出していますが、それと同じようなことを国でもやる。
一番アピールしやすいのは法人税率、ということですね。

2010年7月11日日曜日

書こうと思っていること

一応の思惑としては

  • 取引の入力 (概ねできたかな)
  • 投資取引の入力(株やFXなんかを総称してなんて表現すればいいんだ?)
  • 他ソフトからのデータ移行(私がMicrosoft Moneyからの移行を目論んでいるので)
  • GnuCashの特徴、他の家計簿ソフトの話
  • 簿記の話(うまく表現できるようであれば)
  • 機能の網羅的な説明(最終的にはこういうものが便利そう)
GnuCash チュートリアル・コンセプト ガイドを全て読めば解決することなのですが、いかにも英文を和訳した文章(和訳がよくないという意味ではなく)だし、ちょっと冗長かなと感じる部分もあるので、なるべくシンプルにしたいところ。

民主党の戦略ミス?

開票速報を見ていると、民主党が2人の候補を立てた選挙区で、2人の得票を合計すると自民に勝てるんじゃないか、と感じる選挙区がいくつかありました。
確か、自民党は今回の選挙で複数の候補を立てた選挙区はなかったはず。

選挙区が47ヵ所で73議席なのだから、2人立てて分散させなくてもよかったんじゃないかな・・・
とはいえ、1人区でも随分自民党に負けているようなので、小手先の戦術ではどうしようもなかったかな?


GnuCashは最近進んでいないです・・・
自分の予定としては、来年の1月くらいから乗り換えられたらいいかな?と思っているので、まだ時間的に余裕はありますけど。
有価証券を自動的に時価評価するところがうまくいっていないんですよね。
今度Linuxでやってみるかな。

2010年7月8日木曜日

整理すべき公益法人の簡単な見分け方

建設弘済会を3年以内に解散という記事を見て思い出しました。

事業仕分の第2弾では公益法人の仕分けが行われました。
公益法人っていろいろありますし、それに見慣れてくるとどれが仕分けるべき法人なのかがわからなくなってきます。

でも、結構簡単に見分ける方法があるんですよね。


大雑把に表現すると、公益法人には社団法人と財団法人があります。
社団法人は人の集合体で、その人たちの会費によって運営されます。
財団法人は最初に財産を拠出して、その財産の運用益によって運営されます。

この前提で見ると、特に国が絡んでいるものにおかしな法人が多くあることに気付きます。

例えば、話題の財団法人日本相撲協会
法人の目的はどうであれ、直感的には相撲の興行を行ってそれによる収入で稼いでいます。
実際に、平成20年度の収支計算書を見ると、 基本財産利息収入に対して本場所事業収入は約40倍あります。
これは、「基本財産の運用益で運営する」とは程遠いですよね。

他には、マイナーな例になってしまいますが、日本デザイン協会。
平成20年度の収支計算書を見ると、会費収入の8倍近くの事業収入があり、事業収入のほとんどは受託事業収入が占めています。
これは特許庁から受託した事業のようなので、「会費によって運営」というよりも、「国からもらった仕事で運営」と言えるでしょう。

国が民間に委託する事業は多くが入札で行われるようになってきていますが、これに応募するのは普通の株式会社だけではなく、財団法人や社団法人も高い割合を占めています。
国の事業は公益目的で行われるものだ、ということになっているようなのですが、 財団法人や社団法人が国からお金を受け取って事業を行うという形はおかしいですよね。


ならば、これをどうやって見分けるか。
大雑把だけど簡単な方法は、法人の名前を見ることです。
業界団体や個人名を冠した財団法人などは本来の定義にあった法人であるといえますが、営利的な事業名がついた法人は存在意義が怪しい法人である可能性が高いです。
最近ニュースで見かけた「財団法人空港環境整備協会」は、この方法で見分けられますね。

2010年7月6日火曜日

GnuCashとMicrosoftMoneyの比較

やはり、フリーなソフト(厳密にはなんていったらいいんだろう?)と市販されていたソフトとの違いということなんでしょうね。
MicrosoftMoneyはGnuCashよりもずっと見栄えがいい。市販の家計簿ソフトはみんなそうですよね。
外見重視。親しみやすさ重視。


機能的な面では、GnuCashは複式簿記で財務管理をするソフトである一方で、MicrosoftMoneyは複式簿記ではあるけれども独自の仕様がいろいろと加わっているように感じます。


例えば、起動時の画面。
GnuCashでは、勘定科目ツリーが出てきます。
いきなり仕訳帳を開いて入力させるのではなくて、勘定科目を選んで入れられるという点で、紙ベースでの帳簿記入よりは使いやすくなっています。
そうはいっても、実に複式簿記らしいソフトで、簿記の勉強をした人ならばとっつきやすいはず。
とにかくシンプルですね。

MicrosoftMoneyでは、資産を基準にした表示になっているようです。
資産という箱に外からお金が入ってきたり(収益)、外に出て行ったり(費用)、箱同士で移動したりといったところですね。
複式簿記ではあるのですが、それを感じさせないように表示しているみたいです。
他の家計簿ソフトでも似たような表示になっていますよね。
通常は現金勘定が開かれた状態になっていて、他の資産はおまけのようになっているソフトが多いようですけど。


そのほかの違いとしては、MicrosoftMoneyには「支払先」という項目が用意されています。
勘定科目でもなければメモでもないもので、どう使えばいいのか迷ってしまいますね。
私の場合は、勘定科目を横断して集計したいときに入力していました。
例えば、「どこのスーパーで一番買い物をしているのか」が知りたいのであればスーパーの名前を入れますし、「スーパー」「100円ショップ」「ドラッグストア」「家電量販店」といった具合に分けると、どこでお菓子を購入しているのかが分かる、といった具合です。
ただ、FeliCa2Moneyを使っているうちに、「支払先」の項目はぐちゃぐちゃになってきてしまいましたが><

「品名」という項目もありますね。取引の内訳を入力するときに出てきます。
通常の取引入力画面からは入れられないので、1つしか買わなかったときでも内訳から入力しなくてはいけないのか?と思ったりもしました。
費目と一緒に設定するようなので、 勘定科目のさらに下の階層という位置づけでもあるのでしょうか・・・
取引の分類がいろいろとできるのですが、なかなかうまく使えませんでした。
私の場合は、値段が気になるものだけ品名を入れておいて、あとで底値をチェックしたりしていました。



どちらにしても結局は「慣れ」なのですが、GnuCashの方が簿記のルールに忠実みたいなので、GnuCashに慣れていると他で役に立つこともあるかもしれません。
外見は会社の経理ソフトに近いですし。

2010年7月5日月曜日

で、結局今月はどんな具合?

普通の家計簿らしい使い方は大体押さえられたのかなと思います。
冊子形式の家計簿を使うのとほぼ変わらないレベルのはずです。
勘定は用意されたものを使っているし、投資はしないでお金の出入りを記入しているだけだし。

そこで、最後に集計されたものを見てみることにします。


集計結果を表示する帳票は、メニューバーの帳票から選択します。
一般の家計簿に近いものは、「勘定科目集計」でしょうか。
手書きの家計簿だと、ここの合計が合わなくなってしまったりするものです><



取引出納帳は簿記でいうと総勘定元帳のようなもの?
それぞれの勘定での出入りが見られます。


その他には、[収益・費用(I)]の中にある、「キャッシュフロー」「損益計算書」「費用円グラフ」「費用棒グラフ」あたりも有効ですね。
ただ、デフォルトの状態では指定した会計期間のものしか見られないので、他の期間と比べることができません。
自分で設定できるみたいですし、作った帳票のデータがどこかにおいてありそうですけど、まだ探していません。英語は苦手だし・・・




ここで、「キャッシュフロー」と「損益計算書」の数値は、「開始残高」を除けば同じになっています。
お金の出入りと損益が一致している、ということですけど、これはデフォルトの会計期間が1年間になっているためです。
試しに、会計期間を2010/04/01~2010/04/30としてみましょう。

  1. [編集]→[設定]を選択
  2. [会計期間]タブを選択して
  3. 開始日のところで「絶対」を選択して「2010/04/01」と入力、終了日のところで「絶対」を選択して「2010/04/30」と入力して、閉じる
  4. 「キャッシュフロー」 を開いて、ツールバーから「再読込」を選択
そうすると、「負債:クレジットカード」の行が消えました。
4月の時点ではカードで物を買っただけなのでカード会社にお金を借りている状態になっていて、お金は出て行っていない、ということです。

クレジットカードを使うと、お金の支払いを先に延ばせるので、キャッシュフローという点ではプラスになるということですね。

2010年7月4日日曜日

図書カードも使って本を買う

ふと、500円の図書カードがあったことを思い出しました。
そこで、まずはGnuCashの資産に図書カードを加えます。

GnuCashで事前に用意されている勘定科目には該当するものがないので、自分で作ってしまいます。

  1. 勘定科目タブの、流動資産の行を右クリックして、[勘定科目を新規作成(N)…]を選択。
  2. 勘定科目名は「図書カード」として、開始残高タブの残高を500とする。日付は2010/04/01として、時刻を0:00とする。一番右側の欄が07:00となっていますが、ここから時刻を選択することもできます。
  3.  新しく資産が加わった結果、資産が増えて、純資産が増えています。

さて、これで新しい資産が増えました。
今度は、この図書カードを使って本を買います・・・が、500円しかなかったので、足りない分は現金もないのでデビットカードで払いました。(マイナーかな?)
2010/04/05に2,000円の本を買って、図書カード500円と普通預金1,500円で支払った。
取引自体は複雑ではないですよね。むしろ入力方法に悩みそうですね。
今回のように1つの取引で勘定科目が3つ以上出てきた場合は、「スプリット取引」として入力します。

定科目が3つも出てきていることから、どこから入力するかも迷うところですが、今回は図書カード勘定から入力してみます。実際の入力の手間は、普通預金勘定からの方が少なそうですね。きっと普通預金勘定はいつも開いているはずなので。

  1. 図書カード勘定を開く。
  2. ツールバーからスプリットを選択。
  3. 日付は2010/04/05で、その下から3行に渡って、
    • 「費用:書籍」の増加が「2,000」
    • 「資産:流動資産:図書カード」の減少が「500」
    • 「資産:流動資産:普通預金」の減少が「1,500」
    と入力します。

その結果、それぞれの勘定の残高が勘定科目ツリーウィンドウにも反映されました。

参院選

毎日のようにテレビで街頭演説の映像が出てきますが、演説の中身のなさにはあきれてしまいます。
所詮は街頭演説なので、普通の人がなんとなくわかるように、適当なことをしゃべっているのでしょう。
まじめに聞いてみたって、頭が混乱したりだまされるのが落ちですけど・・・


消費税の話
増税に対する批判には、「不公平だ」「生活が立ち行かなくなる」「使い道がはっきりしない」みたいなものがあります。

-不公平なのか?
一般的には消費税は全ての人が負担するという点で公平な税だとされています。
だからこそ、世界的には消費税を財源としてあてにしているわけですね。
法人税と比べて景気の影響を受けにくいですし。

ただ、全てのものに対して同じ税率にした場合は、逆進性の問題があります。
所得が少ない人のほうが所得に対する支出の割合が高くなって、結果的に所得に対する消費税の割合も高くなる、ということです。
これに対しては、食料品のような生活必需品の税率を下げるといった対応が行われます。

こういった「一般的な」仕組みを想定したときに、不公平な税だと言えるのか?
ちゃんとした説明が必要になるでしょう。
何より、「消費税を含む税制の抜本改革」としか民主党のマニフェストには出ていないわけですし。

「3党合意で4年間は消費税を上げないといったのにそれを破っている」という主張にしても、上げるかどうかすら決まっていないのだから的外れですね。


-生活が立ち行かなくなるのか?
生活必需品の税率を低く抑えるという一般的な制度になり、その税率が5%未満になったらどうでしょうか?
むしろ生活は楽になりますね。

まあ、人に聞かれたときに「生活が苦しい」と答えるのはお決まりですけど。


-消費税の使い道?

自民党は「使い道がはっきりしていない」なんて言っていますが、そういう批判をすること自体がバラマキ思考なのではないかという気がします。
日本は国も地方も借金が非常に多いですが、消費税を増税したって、歳出を削ったって、借金を返せる状態(プライマリーバランスの黒字)になるには程遠い状態です。

平成22年度予算で、税収がざっと40兆円、国債費を除く歳出は70兆円超。
膨大な借金を返していくことを考えたら、歳出は半分近くに減らすくらいでないといけないですが、それはもう「削る」という発想では追いつかないくらいでしょう。
これまでいい思いをしてきた高齢者は全て切り捨てる、といった具合に切り落とすようでなければ。

つまり、消費税率を上げても、増えた税収は国の懐に入れてしまうべきですね。何かに使うのではなく。
使い道も含めて、これから検討することなのですが。


導入のときも、税率を上げるときもそうでしたが、消費税が絡むとみんな必死ですね。
自分の利害だけは関心が向くらしい。

2010年7月3日土曜日

そしてカード会社からの請求が・・・

翌月にはカード会社から請求が来ました。
2010年5月1日にカード会社から20,000円の請求があり、普通預金から引き落とされた。
実際にはこんなに短期間で請求はきませんけど、これは、
2010年5月1日にクレジットカードによる借り入れ20,000円を当座預金から支払った。
という具合ですね。

クレジットカードの利用額はカード会社からの借り入れと同じことなので、これは借金の返済と同じことです。
従って、入力するときには、
  • 資金移動は、資産:流動資産:普通預金
  • 支払は、20,000
というところが注意点ですね。

その結果、クレジットカード勘定の残高が0円になって、普通預金の残高が80,000円になっています。
借入金を返しただけなので、勘定科目タブの総合計で出てくる資産の額は変わりません。