2015年1月12日月曜日

MoneyForwardに移行しました

前回の続き。

移行先はMoneyForwardにしました。
日本語の家計簿ソフト、英語の家計簿ソフト、ExcelやAccess、クラウドサービスなどいろいろと検討しましたが、結局選んだのはMoneyForward。

今回重視したのは2点。
  • それぞれの資産に分散している取引データをまとめられること
  • 手間がかからないこと
前回の記事で書きましたが、GnuCashでは、いろいろな資産に分散してしまっているデータを家計簿にインポートすることが非常に面倒でした。
ならば、自動的にまとめてくれるようなサービスがあれば、インポートの手間が省けるじゃないか、ネット上でみられるデータならば、それをまとめてくれるサービスだってあるはずだと考えました。

手間をかけないという点では、自動仕訳機能の必要性を感じました。
今は、スマホでレシートを撮影してそれを自動的に家計簿に取り込む、みたいなアプリもあります。そういう機能をうまく使えば、手間を省ける可能性があると感じました。


検討したソフトやサービスについては割愛してしまいますが、結論としてはMoneyForward。
対応している金融機関の多さや、webやアプリのUIなどを検討した結果です。

すでに利用し始めてから5ケ月くらいたっていますが、未入力のレシートは発生していません。
アプリから新規に取り込んだデータを確認できるので、仕訳の確認はほぼ毎日やっています。
とりあえず、問題点は解決したと言えそうです。

2015年1月1日木曜日

GnuCashから乗り換えてしまいました

まだ完全に移行したとは言えないのだけど、年末年始で時間もあるので書いておこうかなと。
移行先については次の記事に書きました。

タイトルの通り、 GnuCashから乗り換えました。
GnuCashには気に入っているところもあったのだけど、不満な点もありました。
良かった点:
  • 複式簿記で入力できること
  • フリーソフト(GPL)であること
  • スタンドアローンなソフトであること
不満な点:
  • データの取り込みや入力が面倒だったこと
  • 日本語入力をしにくいこと
  • 操作性がなかなか改善されないこと
  • 財務分析に利用しにくかったこと
書き並べてみるといろいろありますね。

複式簿記なのはもっとも気に入っていた点でした。
家計簿の入力は会社の経理でやるような仕訳入力と同じようなものですが、簿記の理屈を理解してしまえば複式簿記で入力する方が楽です。
むしろ、複式簿記を避けて作られているような家計簿ソフトだとかえって複雑になっている気がします。銀行口座みたいな現金以外の資産の扱いであったり、 現金を銀行に預けるような資産間での資金の移動の扱いが分かりにくくなっています。


逆に不満だったのは、データの取り込みや日本語入力の問題です。
銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネーなどなど、データを取り込める資産はたくさんあるのですが、それをいちいちインポートするのが面倒でした。
定期的に取り込みをしたいけれども、頻繁にやると手間ばかりかかってしまいます。
手元にあるレシートも、カードで払ったものは後でインポートした時に確認しようとすると、なかなか片付かないことになります。

そして日本語入力の問題。
かなを入力して、変換して、候補から選んで、確定させる。
その部分でトラブルが起きることが多かったように感じます。
結果として入力が面倒になり、レシートがたまっていくという状況でした。


とにかく面倒で入力していないレシートがたまっていく、その状況を何とかしようと思い、GnuCash以外の手段を模索し始めました。

次回に続きます。