例えば、デパートで食事をして、代金を商品券で支払っておつりを500円もらうという場合です。
代金の4,500円を商品券5,000円分で支払って、おつりを500円もらった。こういうときに、Microsoft Moneyや普通の家計簿感覚で作られているソフトだと入力しにくい気がします。
支払った金額を入力して、おつりの分は別の取引で商品券から現金に移すという具合になるかな。
私もこれまでは苦し紛れで入力していたような・・・
この取引は、
商品券という資産が5,000円減って、食費という費用が4,500円増えて、現金という資産が500円増える。ということで、 「資産が減って資産が増える」という要素が含まれていることが原因だと思います。
おそらく、たいていのソフトでは「資産が減ったときには費用になる」という前提で作られていることが多いはず(Microsoft Moneyもそういう設計のようです)。
普通の家計簿では現金の管理が主なので、「資産が減って資産が増える」みたいな取引は隅に追いやられています。
Microsoft Moneyでは「資産間移動」として入力するようになっていて、「その他の特殊な取引」と括られてしまっています。
それもあって、自分でも気付かずに入力していたのかなと。
そういうわけで、Microsoft Moneyではこの場合は「資産間移動」を使って取引を入力するわけです。
こんな具合に。
GnuCashで入力するとこうなります。
やはり複式簿記だと当然のようにうまく記録できますね。
今回は百貨店の商品券を想定(現金でおつりが出る)しましたけど、クレジット会社のギフトカード(おつりが出ない)だと、おつりの分は費用として支出することになりますね。
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