移行先については次の記事に書きました。
タイトルの通り、 GnuCashから乗り換えました。
GnuCashには気に入っているところもあったのだけど、不満な点もありました。
良かった点:
- 複式簿記で入力できること
- フリーソフト(GPL)であること
- スタンドアローンなソフトであること
- データの取り込みや入力が面倒だったこと
- 日本語入力をしにくいこと
- 操作性がなかなか改善されないこと
- 財務分析に利用しにくかったこと
複式簿記なのはもっとも気に入っていた点でした。
家計簿の入力は会社の経理でやるような仕訳入力と同じようなものですが、簿記の理屈を理解してしまえば複式簿記で入力する方が楽です。
むしろ、複式簿記を避けて作られているような家計簿ソフトだとかえって複雑になっている気がします。銀行口座みたいな現金以外の資産の扱いであったり、 現金を銀行に預けるような資産間での資金の移動の扱いが分かりにくくなっています。
逆に不満だったのは、データの取り込みや日本語入力の問題です。
銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネーなどなど、データを取り込める資産はたくさんあるのですが、それをいちいちインポートするのが面倒でした。
定期的に取り込みをしたいけれども、頻繁にやると手間ばかりかかってしまいます。
手元にあるレシートも、カードで払ったものは後でインポートした時に確認しようとすると、なかなか片付かないことになります。
そして日本語入力の問題。
かなを入力して、変換して、候補から選んで、確定させる。
その部分でトラブルが起きることが多かったように感じます。
結果として入力が面倒になり、レシートがたまっていくという状況でした。
とにかく面倒で入力していないレシートがたまっていく、その状況を何とかしようと思い、GnuCash以外の手段を模索し始めました。
次回に続きます。
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