2011年4月4日月曜日

はちみつ100%のキャンデーを買ってみた

扇雀飴 はちみつ100%のキャンデー 67g×6袋
扇雀飴 はちみつ100%のキャンデー 67g×6袋

これね。

確かに、蜂蜜をなめているのと同じで、キャンデーだから味が長続きします。
それだけだと特に面白くないのだけど、これを買ったのは、「特許製法」と袋に書いてあるのを見たからです。
いったいどんな製法なんだ?と考えてみたら、確かに蜂蜜の加工をするのは難しそうな・・・
もともと水分量がかなり多くて液状だし、糖分がすぐに結晶化してしまいます。

実物を見ると、液状の蜂蜜と色は同じで、とくに濁ったりしていることはありません。
公式にもアニメーションになっている飴が出ていますね。
http://www.senjakuame.co.jp/candy/honey100.htm


ということで、実際に特許を調べてみることにしました。こっちが本題。

特許庁に対して出願をして、その内容が公開されて、審査を受けて、認められると特許をとれ、その内容が公開されます。
そして、出願した内容が公開されたものと、特許になって公開されたものについては、どちらもネットで調べられます。

特許電子図書館 - トップページ

私は適当に調べているだけなので、どうやって調べるかを説明するのはやめておきます。
世の中には、これを使って調査をする仕事もあったりするくらいですが、私は専門家ではないので出願人や単純なキーワードを入れてみているだけです^^;
ということで、特許の内容の理解に誤りがあったりするかもしれません><

この飴を出している扇雀飴本舗という会社は、2つしか特許を取得していません。
1つは蜂蜜の固形化で、もう1つは蜂蜜や果汁の固形化。
最初に蜂蜜の固形化で特許を取ったけど、果汁でも同じように固形化できたので蜂蜜+果汁でまた特許をとった、といったところなのかな?

ざっと見たところではどちらも製法は同じでした。
減圧下で過熱しながら水分を除去して、1時間以内に出来上がるらしい。簡単だ!
真空濃縮機(キャンディの製造に通常用いられる)で水分を除去して、スタンピングマシン(ハードキャンディの製造で多用される)で成型するようだけれど、これだと競合他社でも簡単に作れてしまいそうですね。
加熱も110~130度だし・・・

通常は、特許公報を見ただけで簡単に作れることはなくて、文字になっていないノウハウがあったりするものですが、これも実際にやってみると糖が結晶化してしまったりするのかもしれませんね。
そんなに難しいことはやっていないらしい、というのが感想ですが、余計なものを加えずに作っているらしいということも理解できました。

蜂蜜は砂糖よりもエネルギーになりやすいし、殺菌や消炎も期待できるようです。
虫歯にもなりにくいようなので、飴として舐めるのには向いているのかなと思います。
お値段が高めですけどね!

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