2010年6月4日金曜日

今度はクレジットカードで購入

度はクレジットカードを使います。
2010年4月4日にクレジットカードで20,000円の衣料品を購入。
これはつまり、
2010年4月4日にクレジットカード(という勘定科目)が20,000円減って、それは20,000円の衣料品の購入に使われた。
ということですね。
手元には衣料品という資産が残っているわけですけど、パソコンを購入したときと同様に、費用として処理してしまいます。

「クレジットカードが20,000円減る」という表現を使いましたが、「クレジットカードで20,000円を借りて」という表現でも同じですね。
その20,000円は自分のお金になったわけではなく、いつかは返済しなければならないので、「負債」になります。

先に入力内容と結果を出してしまうと次のような具合になります。
  • 日付は、2010/04/04
  • 資金移動は、費用:衣料品
  • 請求が、20,000円
と入力して、

となります。
お金を借りて物を買っているので、資産(勘定の合計)は変わらずに負債が増えています。
そして、一番下の総合計のところの資産(純資産ということなんでしょうけど)は負債が増えたために減少していますね。


資産と負債の区別が少し引っかかるところなんですけど、自分を基準にしてプラスのもの(自分のもの)は資産でマイナスのもの(他人のもの)は負債といったところでしょうか。
GnuCashの勘定科目を見ると、当座預金や普通預金は資産のなかに入っていますが、どちらもマイナスになる場合があります。
当座預金がマイナスの場合は当座借越となって、本来は負債になります。また、普通預金についても総合口座で定期預金がある場合は、普通預金がマイナスになることもあります。

そうはいっても、当座預金や普通預金には普通は残高があるので資産として扱っていて、クレジットカードは使った分を後から支払うので通常はマイナス(借りている状態)となるから負債として扱っているわけですね。


もう一つ、私が引っかかったのは「支払」 「請求」という表現。
正式な表現としては「借方」「貸方」ですけど、「支払」 「請求」ってどちらもお金を払っているイメージですよね。

これは、英語では「Payment」「Charge」となっています。
微妙なニュアンスが難しいですけど
「Charge」はサービス行為に対する金額・価格で、
「Payment」は単純なお金の支払い、といったところでしょうか。
したがって、物を買ったときにはChargeのところに入れて、後日カード会社に支払うときはPaymentになる 、という理解でしょう。

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