2011年3月18日金曜日

原発の問題はまだあるけど、その後はどうするの?

原発の問題で手一杯で、その先なんて考えている余裕はないのかもしれません。
でも、原発の問題に対応できるのは専門家や対策を実行する人だけで、電力需給の問題を考える人とは別のはず。
今後の電力需給についても考えてくれているといいのですが・・・

気温が低いときに暖める手段はたくさんあります。
何かを燃やせば熱が発生するし、着込めば保温もできます。
じゃあ、気温が高いときにはどうするか?
夏場の電力も足りないということをチラッと聞きましたが、そっちのほうが大きな問題になるかもしれません。
2010夏のように猛暑になると、今と同じように電力が足りなくなって、停電。
体を冷やす手段はそんなに多くなくて、よく使われる方法はエアコン・扇風機。
非常時ならば水を使う手もあるかなぁ。
暑さで亡くなる人が続出する気がします。

福島の原発はもう使えないだろうから、他の調達手段を考えないといけません。
西日本から調達するために変電設備を増強するか
新たに発電所を建設するか(今年の夏には間に合わないので、長期的な計画として)
太陽光発電も増やす努力をするか(補助金をたくさん出して屋根に取り付ければ、いくらかは・・・)
いくつかの方法を組み合わせつつ、やっぱり冷夏になることを祈るしかないのかもしれません。


太陽光発電の設備があると、停電していても晴れた日中は消費電力をまかなえたりもします。
でも、発電した電気をためておく設備はまだ一般的ではないはず。
発電した電気をそのまま売ってしまうのではなく、電池にためておいて(夜間電力も使って充電して)おけば、非常時の役にも立つし、ピークの分散にもつながりそう。
電池の容量の増加と価格の下落が必要ですが・・・

豊田佐吉が大正14年に公募したような電池ができてくるようになると、問題解決につながりそうですね。
トヨタ創始者の夢「佐吉電池」 新原理で目指す

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