2011年3月1日火曜日

e-Taxで確定申告すると、5000円返ってきます!<お得な情報

なんて民放でもっともらしい顔をして喋っているのを見たけれど、ずいぶんと大雑把なお話ですね。

税額控除が最高で5000円なんだから、誰でも5000円返ってくるわけではない・・・なんていう細かい話をしたいのではなくて、e-Taxで確定申告するためのコストに触れていないことが問題。

一般的なパターンだと、e-Taxで確定申告するには、
  1. 住民基本台帳カードを作る、電子証明書を取得する
  2. つまり、平日に役所に出向かなくてはいけません。1時間程度はかかり、費用も1,000円程(私の場合は、住民基本台帳カードで500円、電子証明書で500円)かかります。
  3. カードリーダーを購入する
  4. 今は機種も増えてきて、価格も下がっているようですが、それでも2,000円くらいかかります。ただ、厄介なことに住民基本台帳カードには接触型と非接触型があり、自治体によって違います(なにその地方自治)。カードリーダーが対応していないといけません。
  5. パソコン環境を整える
  6. 今は比較的楽ですが、IE(32bit)を使わないといけなかったりするトラップもあります。以前は、JAVAのバージョンで引っかかったこともありました。
  7. そして実際に申告する
  8. 当然ですが、予備知識がないとかなり時間がかかります。
と、いろいろやらなきゃいけないことが多いです。
私が初めてe-Taxで確定申告したときは、2.以外の手順を平日の朝から始めましたが、その日のうちに終わりませんでした><

こんな具合に1~4まで行うとすると、5,000円の税額控除を受けるために3,000円くらいは使わないといけなくて、しかも数時間かかる、ということです。
5,000円の税額控除は、最初にかかる費用の補助、くらいの感覚でしょう。それを目当てに1からe-Taxを始めるのは賢明ではありません。

ただ、身近に経験者がいて、その人からカードリーダーを貸してもらえる場合は、やってみてもいいかもしれませんね。
給与所得だけだと簡単だし。

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