2011年3月18日金曜日

被災地に物資を送る

紙おむつや水 送ろう  都が支援物資 受け付け開始

これ、ニュース映像で見たけれど、かなり疑問な取り組みです。
紙おむつや水ということは、店で買った商品ということですが、なぜそういうものを個人で送る必要があるのでしょう?
必要な物資を送る努力はちゃんとなされているはずなので、今の段階で個人でできることはまだないはず。
もっと落ち着いてくれば、義援金やボランティアが役に立つようになってくるのでしょうけど。

普通の家では、被災地に送れるほどの紙おむつのストックなんてないはずです。
かさばるものだし、子供が成長してサイズが変わってしまったら無駄になってしまいますから。

被災地に送りたい物を店で買って持っていくということになると、都内の店で物がなくなり、それを見た人が焦って買いだめに走る、みたいな図式が想像されます。
こういったことが大きく行われてしまうと、当初の予定とは異なる物の流れになってしまいます。
都内で物が不足してしまい、そっちにも対応しなければならなくなるという具合に。
送ろうとしている支援物資は、買いだめが問題視されている物でもあるので、これは余計な取り組みだと思います。


じゃあ、今の物流に影響を与えない支援は何か?
思いつくところでは、「古着」を送ることでしょう。
着の身着のままで避難している人が多いのだから、着替えは必要です。
平等に扱うという点では、毛布のようなものは同じものを使ったほうがよさそうですが、洋服はいろいろなものがあったほうが精神衛生上もよさそうですよね。

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